なんていうか、もう・・・感動してしまった。
いろんなことすっ飛ばして、ただ感動。
「違ェェェェェ!!」
わ、わわわ!
銀魂ツッコミ!
銀魂ツッコミだよみんな!!
え、なに本物?
この人コスプレ違うの?
マジでマジ?
この声(愛しの中田さん!)
この姿(瞳孔開いたハンサム!)
この服(は、よく分かんない!)
この刀(動くたびに鍔が鳴ってる!)
「で、お名前は?」
これできっちり「土方十四郎」と名乗られたら、信じてもいい。
だって面白いじゃない。
「 チェンジで 」 06
思わず普段通りのツッコミを入れてしまった。
だが女は少しも動じた様子なく、
「で、お名前は?」
話を元に戻した(むしろ流されたのか・・?)
その平坦さに些か疑問を感じ、だが安心もする。
さっきまでの、落ち着かせようどうにかしようと固まっていた力が抜けた。
なんだ、この女。
向こうにいた仲間の連中と変わりない。
やり辛いが、やり易い。
どうにかなるかもしれない。
思い始めている自分に気付いて、心中で舌打ち。
「俺は・・」
こうなったら腹括って、どうにかこの女に協力してもらおう。
「俺は、土方十四郎という」
「あーやっぱりー」
「・・は?」
な、なんだ・・・「やっぱり」?
終始真顔だった女はここで、初めてニヤリと笑んだ。