第一期 知ってる
放り捨てた本は、ちょっと昔の少年漫画。
漫画もアニメもゲームも好きだった。
不良の主人公が事故で死んで、生き返って霊界探偵になって・・。
必殺技のキメ台詞は皆さんご存知、「レ○ガーン!」だ。
その主人公が、目の前の彼とそっくり。
いや、主人公が五年は年取れば・・って感じ?
でもそれは、放った。
残った一冊も、同じ少年漫画。
さっき放った漫画と作者は同じで、こっちの方が新しい。
でもこっちは年代的に・・・漫画、ちゃんと見てない。
自分で漫画はたくさん買ってる。
だから金銭的に、読みたいけど買ってない漫画もある。
これはその内の一つで、でも従兄弟が買っていたから読ませてもらっていた。
アニメだって見た。
でも、でも、やっぱり自分で買ってないと読み返しが出来ない。
だからあんまり、細かい事や興味ない事は・・・憶えてない!(キッパリ)
それでも明らかにこっちの方だと、この漫画を残した。
主人公に似ているんじゃない。
主人公の、父親とそっくりなんだ。
そして決定的な言葉。
――ヨークシンの西にある島
残念だけど、漫画を買っていないんだから細かい情報が載っているキャラブックだってない。
だけど、それでも、その言葉だけは、そりゃあ分かるさ覚えているさ!
――ヨークシンシティ
「・・・ちくしょう」
思わず悪態吐いて、
「はじめましてコンニチハ!」
表情を一転。
態度をビシッと改めて(相変わらず下はパンツだけど気にしない!)
「貴方のこと知ってます!」
だから助けてくださいジン=フリークス!!!