第一期  いくつ?




何となく気になって聞いてみた。
その答え、言われた言葉が信じられなくて、間抜けな声が口を出る。

「は?」

「だから、二十八だって」

にじゅっ、え、いや、嘘でしょ?!
あ、でも確かに若いから、え、でも、え、えぇええええー??
一児の子持ちで、世界的に実績持ってて、しかもこの身なり(山生活で汚い)
おっさん!っていう印象強くて三十代だとばかり思ってた・・。
まだ二十代・・・若い時に子供出来たんだなー、へぇー。
そっかぁ、まだ二十代かぁ・・。

・・・じゃおっさんじゃないの?!(今更)

素直に率直にそう言葉を並べたら、しゃがみ込んで変な色のキノコを毟りはじめた。
背中には何とも言えない哀愁が漂っている。
うわ、ちょ、子供には見せられねえ映像だなオイ・・・。

「オイおっさ・・違った。おっ、ん、おぉ?」

こ、この人見てるとつい「おっさん」と呼んでしまうぞ・・!(衝撃・・!)

「えっと、ジンさん?」

一応こんなでも目上だしな、「さん」付けで(一応こんなでも)

「・・・・・こんなおっさんに何か用か?」

ぐすっ、なんて肩と声を震わせて。
うっわ卑屈!!!
息子は太陽のようにキラキラ眩しい真っ直ぐな可愛い子なのに!
なんだこの親父!(UZEeeeee!)

「・・・息子は何才?」

我慢だ、ガマン。
耐えろオレ!(とりあえず!)

「ぐずっ・・ゴンか?ゴンはなぁ・・・八才、だな、確か」

なんで自分の一人息子の年齢言うに曖昧な感じなんだよ。

にしても、ゴンが八才?
原作で十二、三才のゴンが・・・って、ことは?
約四年前?
四年後にいろいろ原作がはじまるってこと?
え、じゃあ、原作変えてから帰ればいいんじゃね?
たった四年、なら(されど四年、か?)
読んでて歯痒かった、泣いたあの場面を・・・変えられる?
変えたい。
変えたい。
変えてやろう。

変えてしまえばいい!

せっかくチャンスがあるんだから。