第一期 戦うために
前向きに考えよう。
世界の違い、重力の違い、体の違い。
上等!!
へなちょこよりマシ。
普通よりマシ。
戦う力がないよりマシ。
動けるだけ有難い。
戦える可能性があるだけ有難い。
その旨を伝えてから改めて、
「ジン、念を教えて!」
憧れの、念!
夢にまでみた、念!
ああ楽しみだぜ水見式!!
「ダメだ」
「は・・?」
え、なに断ってくれてるのこの人。
そこは爽やかに円満に許可しとくとこじゃない?
てか許可しろよ。
「戦う力が欲しいんだよな?」
「うん、だから・・」
「戦い方も知らねぇのに」
呆れたように言われて、ムッときたけど事実なので黙った。
ていうかオレ、体の動かし方も碌に知らない。
部活の類はみんな文化系だったし・・。
運動神経はあるけどね(体育測定はほぼオールA!)
「まずは戦い方!自分がどんだけ戦えるか知らねえと、死ぬぞ」
た、確かに・・・。
死ぬな、死ぬ。
しかも簡単に死ぬわ。
「た、戦い方、お願いしまぁっす☆」
死にたかねえもん。