第一期 天空闘技場−1
二百階前までなら大丈夫でしょ。
お金も欲しいし、世間がどんなもんか知りたいし。
「てなわけで、行ってくる」
「・・・殺すなよ」
心配だ心配だと煩いジンと別れ、心機一転、やってきました!
天空闘技場!!
ジンはオレの新しい師匠を探しにどこかへぶらり。
オレはヨークシンシティ、フォルカニア、ドーレを経由しパドキア共和国と来て、天空闘技場に。
移動に二週間も掛かるなんて予想外・・(交通費の額も予想外)
交通費とは別にジンが少々お小遣いをくれたので、途中で戦闘服も購入。
ちょ、ジンがパパっぽいとか思った奴。
なんか援交っぽいとか思った奴。
オレも思ったから文句言えねーや(あっは)
適当に入ったお店のトイレを借りて全身お着替え。
鏡に映った自分が、どう見ても、男の子だった(あっれー?)
趣味に走って全身黒のゴシックにしたのがいけない?
顔が見えないようにって、帽子被ってるのがいけない?
ばっさりさっぱり短髪にしたのがいけない?
別に、男装で行こうとは考えてなかったんだが・・。
結果そうなっているものはどうしようもない。
最後にグレイの形見、汚れた白の細い首輪を緩く首に付けて、
「・・ん、男の子」
男じゃない、男の子だ。
こりゃ完全に見た目でナメられるなー・・・上等だけど。
街中を歩き出す。
高く聳える天空闘技場はとっくに見えていた。
そうして近くにまでようやく着いた、第一印象。
人がウザイくらい多い。
なんだこの多さ。
あれですか、皆さん修学旅行生ですか。
今そんな時期なんですか。
そうですか、へぇー(違う)
早く帰って(まじウザイ)