第一期  天空闘技場−4




二百階に到達。

ゆっくり地道に進んでいたのに、二週間もかからず到着・・。
通帳の額はとっくに億の単位を超えていて、こりゃ金銭感覚もオカシクなりますよ。
通帳眺めるたびにうっとりですよ(変態)
もう全てを投げ出してこのまま平和にまったり暮らしたい・・なんて、何度考えたか。

「どうしよう・・」

使いかけのドリルを片手に唸る。
念を覚えてない今、二百階には行けない。
それにお金稼ぎと社会見学が目的であって、一ジェニーも貰えない二百階に用はない。
かといってジンからは何の連絡も来ない・・。

「どうしよう・・」

ハンター文字もまだ覚えきれてない。
それなのにアレックは用があるとかで消えちゃったし。
くそ、何処行きやがったんだよアイツ・・いい暇潰し相手だったのに!

「どーしよー・・・」

暇だ。
退屈凌ぎに買った新聞はたいして読めないし。
本なんてもっと読めない!
なんて不便な世の中なんだ・・!!

「あ」

そうだ、いるじゃん。
まだ関わる気ないから忘れてたけど・・キルア坊ちゃん!
キルアの試合でも見よう!
いいこと思いついた!とばかりに自室のテレビを点ければ、

「・・・」

今、終わった・・(orz)
なんだろう、今、猛烈に泣きたい・・。
・・・もう、いいや。
もういいよ、登録消そう。
ジンならオレが何処にいようと連絡くらい簡単でしょ。
もうこんな退屈な所・・!

――プルルルルッ

自室の電話が鳴り響く。
ジン?
アレック?
この二人しか思いつかない、その電話を取った。

「・・もしもし?」