第一期  あなたは鬼だ




じっくりオレを見てから、フンッと鼻を鳴らしたその人。
ぅあ、絶対に性格合わないよコレ・・・。
なんか怖い。

「こいつ、俺のダチ」

一人だけニコニコ笑って、ジンがその人を示した。
電話の主は、やけにタイミングがいい気もしなくはないジン。
姿を見せた彼の隣りには、白い人。
纏う服も、肌も、髪も真っ白。
目だけが赤く色を作っている。

ウサギみたい・・。

心中で思った途端にギラッと睨まれた。
な、なぜ・・??
やっぱ怖い。

「こいつがユーキ、強いぞ」

誇らしげにオレを紹介するジン。
頼むからちょっと空気読んでくれない?

「どうだ?いいだろ?」

「・・・ああ」

オレを無視して会話が進みつつも、目線はオレに集中。
なんですか?
なんなんですか?
何見てんですか?!

「んじゃ、決定な!」

ニッカリ笑うジン。
ちょ、「決定」って何が?!

「・・ベルフェスト=アルバだ」

うお!
自己紹介されちゃった!!

「長いからベルでいいだろ、な?」

え、ちょ、そんな勝手に、

「ああ」

いいんだ!?
無表情だから分からないけど、結構フレンドリー?
内心あわあわしていたら、ようやく本題。

「それじゃユーキ、ベルが新しいお前の師匠だからな。頑張れよ!」

「まじで?!」

え、この、ウサギが・・

何か言ったか・・?

こ、こここ怖ぁあああ!!(鬼だ!!)