第一期  この世界の何処かで、君はまだ泣いているのかな




あ、原作。

クラピカ。

クルタ族。
緋の目。
同士の復讐。
旅団との攻防。

ウヴォーとパクノダ。

クラピカ。
クラピカ。
クラピカ。

「うそ・・」

抑えきれない感情に押されて、思わず零れた言葉。
うそ、じゃない。
知ってたじゃん。
痛いくらいに、知ってた事実。
時間軸なんて詳しく覚えていなかった。
だからと言って、彼らを助けられるとも思っていなかった。
だから何もしないでいた。

何も、何も。

原作通りに進んでくれれば、助けたい人を助けられる。

ウヴォーを、パクノダを(つまりは蜘蛛を)

彼らと、大好きな彼らとなら同罪でも構わない。
この世界に来たあの日、誰かを護れると分かったあの日、オレは心の中ではっきりと

君を捨てた(だから、謝らないよ。謝る資格すら、ない)