第一期  念




オーラを体に集中させる。
これが纏。

オーラを完全に消し去る。
これが絶。

オーラを一気に増幅させる。
これが練。

そして四大行の集結。
念能力である発。

「・・よく知っているな」

「ええ、まあ、一応」

これくらいはね、憶えてますよ。
念修行をしていて分かったことは、ただ一つ。

ベルは何も教えてくれない!!

初っ端の強制的精孔抉じ開け後なんて、

「じゃ、解散。紅茶が飲みたい・・」

「ぇ、ちょっ」

はじめての纏に苦しむ弟子を置き去りに、ふらりキッチンへ。
紅茶が飲みたいって・・・オレも飲みたいよ?!
勝手に解散してんじゃねえよぉおお!!

新しい師匠の横暴に、不憫な弟子は涙。

それでもどうにか不屈の精神で耐え、自己流に頑張った。
うん、オレ良く頑張った。
功労賞でも貰えるんじゃね?
むしろベルは一度教育委員会にお叱りを受けるべきだよ(ちゃんと教えろ!)

四大行の応用、凝やら円も憶えてるだけ思い出しながら習得。
記憶力のいい脳みそで生んでくれた親に感謝だ。
天空闘技場での念解説、蜘蛛との対決、G・I編。
応用は全て、それらの場面で誰かが使用し説明してくれている。

四ヶ月、みっちりやって、

「そろそろ水見式を・・!」

「ああ、やるか」

ようやく努力が実る!!