第二期 仕事−2
初仕事で血の池はゴメンだから、綺麗にね?
綺麗に、キレイに・・・でも面倒だから、首撥ねた。
だって綺麗な死体の作り方なんて知らない。
「うぁあああぁあアアぁぁぁああアアアァ!!」
驚愕、絶望、恐怖。
自信満々だった用心棒があっさり殺られて顔面蒼白。
残念でしたね、元契約者さん。
こっちが真面目にやってんだから、あんたも真面目にやってくれなきゃ。
罪には罰を。
「ごきげんよう、そして、さようなら」
にっこり笑って、さようなら(永遠に)
「・・・、つまらん」
散々な初仕事だ。
小さいながらも一応マフィアのボスを殺して、用心棒も殺して。
名前は広がるかもしれないけれど・・・危険も増す。
一度熱くなったら周りが見えなくなる。
先を考える余裕がなくなる。
目先に囚われて感情のままに暴走してしまう。
結果、壊す。
「・・・もう使えないじゃん、豆」
金髪の、さっきまで姿をカスタムしていた人形。
錬金術アニメの主人公、豆。
当分の仕事はコレでいこうと思ってたのに・・・たった一回でアウト。
「ちくしょー・・!」
悔しい・・のに早速その人形をベッドに飾る自分がいる。
オタクでごめんなさいねー!
――ピピピピッ
暗い部屋に鳴る電子音。
パソコンにメールが届いた知らせ。
もう次の仕事が・・
「・・・・・・・・・・ぅわ」
激しく断りたい。