第二期  お爺ちゃんは殺し屋さん




一日一殺。
いっそ清々しささえ感じるその特徴的なお召し物。

パドキア共和国。
ククルーマウンテンの麓町。
とある平凡なカフェ(あれ?)

洒落た店内に洒落た音楽。
湯気の立つ紅茶が二つ。

お爺ちゃんと、お孫さん?

「遠い所までわざわざ、すまなかったの」

「・・いえ」

なんというか・・・アットホームな雰囲気に戸惑いを隠せない。
てっきり本邸へ呼ばれると思ったのに、指定先はお洒落なカフェ。
試しの門やらミケやらの覚悟もしていたのに、カフェ。

そして友好的な態度。

久々に孫に会えて嬉しさ全開、といった風なゾルディック家の祖父。
え、なんで?
オレなんかした?
ゾルディックなんて関わるの初めてだよねオレ??

「いや、しかし、会えて良かった。まさかこんなに可愛いお嬢さんだとは」

「ぃ、いえ、そんな・・」

万が一のために、『カスタム』で十代ほどの女の子に変身しておいた。
今回のモデルはやっぱり某錬金術から、幼馴染の金髪ちゃん!
愛嬌あって可愛い子をチョイス!(あわよくば可愛さで助かろうとか思ったり・・あは)

で、え、何、それがいけなかったの?!

にっこにこ笑うお爺ちゃん。
目に入れても痛くない的な視線を一身に向けられて恐縮するオレ。
依頼品であった「ミミックの秘宝」の受け渡しは済んだけど、

「少し話でもどうかな?」

うーん断れないよねー。