夢を見た。
俺は教室の中、席に着いて何も書かれていない黒板をじっと見ている。
俺の他に一人もクラスメイトはいない。
むしろ学校自体に誰もいないのかもしれない。
そこには風の音さえしない。
ちらり、窓の外を見る。
空は青でも赤でも黒でもなく、黄に紫がマーブル状に合わさった、奇妙な色だった。
昼のように明るいわけでもなく、夜のように暗いわけでもない。
学校が、教室が、自分が、他の空間から浮いているような感じだ。
その時、教室の扉が静かに開かれた。
条件反射で目をやれば、そこには見知った奴が立っていた。
「何だ一護、こんな所でなにしてやがる」 「恋次・・・?」
「やっと見つけたぜ、王サマ」 「っ、お前・・!」
「よお、死神。退屈そうだなぁ・・」 「グリムジョー!?」