――ちょいエロなリボツナで10の御題――
W 「オレにさわるな」
そっと触れられる身体の、至る所がくすぐったい。
でもここで笑うと怒られること確実だから、その行為が気持ちよく感じるまで我慢ガマン。
あ。まるでランボみたいじゃん、俺って。
ガマンガマン。ランボさんはガマンの子。
「っ、〜〜〜」
どうしよう。可笑しくって笑っちゃう。
「おい、ツナ・・・・」
目の前には不機嫌そうなリボーンの、端正な顔。
「っ、だって、ランボがっ」
ランボはちっとも悪くないけれど、あの小さな頃、泣き虫で仕方なかった頃を思い出して。
ああ懐かしいと思うよりも、可笑しかったなぁと思うほうが断然速かったのだ。
こういうとき、どうも俺の思考回路は不便でならない。
俺の考えていることを得意の読心術で理解したらしいリボーンは、それでも不機嫌な顔のまま。
その漆黒の瞳には殺気さえ滲んでる。
「ご、ごめんってばリボーン」
このまま笑い続けていたらランボが今度こそ殺さねかねない。
ただでさえたまに俺に会いにくることだけで命を削っているのに。
「ほら、リボーン」
ごめんねと、リボーンの頭を胸に抱き抱えて、黒髪に頬を寄せる。
リボーンは黙ってされるがまま。
昔は、俺たちが出会った頃は「オレに触るな」と、頑なに触らせてはくれなかったのに。
そりゃぁ今でもこうやってえっちなことするとき以外は、たいして触らせてはくれないけど。
それでもこうしてお前に触れられるってことは、結構嬉しいんだよ?
「・・・ツナ」
そんなことを想いながら抱いた髪を梳いていると、リボーンは俺の両腕を取った。
そのままゆっくりと俺の胸から頭を離したリボーンは、俺と真正面に向き合う形になる。
黒の瞳に俺が映っているのが見えて、きっと今俺の目にはリボーンが映っているんだと、少し嬉しかった。
「リボーン」
俺は名前を呼んだ。
そして笑った。
それを合図に、リボーンは俺にキスをした。
あとはもう、俺がリボーンのされるがまま、だ。