――ちょいエロなリボツナで10の御題――
X 死神
身体中が熱く、燃えているようで、このまま溶けてしまいそうだと錯覚する。
それほどリボーンとの身体を重ねる行為は激しく、そして、情熱的だ。
リボーンは基本クールな殺し屋で、冷静冷淡冷酷。
普段の生活の中(もちろん仕事中でさえ)その涼しい表情を熱く変えることなんてない。
そんなことは皆無だと断言してもいいくらいだ。
そしてまるで鉄仮面のようなリボーンが、熱く情熱的に瞳を燃やす時。
そんな貴重な機会を見られるのはきっとこの先、俺と幾人かの愛人だけなんだろう。
俺はちょっとした優越感さえ持っていたりする。
燃える瞳が上から俺を見下ろして、普段汗なんてかかない肌で抱かれ、「愛してる」と何度も囁かれ。
キスは長くて濃厚。時折混ぜる小さな小鳥の啄ばみのような、そんなキスも好き。
全てに愛が篭ってる。
触れる指先にも、見つめる漆黒の瞳にも、熱く吐き出す息にも。
『死神』
純粋に愛を知り愛を求め、熱を持つこの子供(今はもう大きいけれど・・・)を、いったい誰がそう呼んだのか。
例えば、本当にリボーンが『死神』だったのなら。
もう十年以上付き合い、ましてや身体の関係にまでなっている俺は、とっくの昔に魂を持っていかれているだろう。
まぁこれだけ格好いい『死神』になら、俺の魂をあげるくらいどうってことない。
むしろ幸せだとさえ感じるかもしれない。
俺たちがお互いを殺したいほど愛している事実に、何の変わりもないんだから。