ねこねここねこどこいくの










目的はないよ

ただ足が進みたいから進んでるだけ

家もないから

友達もいないから

俺は自由に進むだけ



片目を怪我した黒猫が倒れてた

目からは赤い血

苦しそうに倒れてる

ぺろり、その赤をなめ取ってあげた

寄り添うように俺も体を横たえる

冷たかった黒猫もいづれ温かくなった



頭のいい黒猫に会った

うまいエサ場を教えてくれた

ただお節介過ぎてうざい

来るなと言っても聞かない

小さな公園の片隅

片目の猫とお節介な猫と俺

三匹寄り添って眠った



もじゃもじゃした毛のぬくそうな猫がやって来た

旅猫じゃ〜と笑う

どこからか珍しいエサを運んできて四匹で食べた

何が楽しいのかよく笑う

それに釣られてか皆もよく笑うようになった

子猫が四匹

小さな公園を出て広い世界へと旅にでた



俺は自由

家はない

でも、仲間はいるよ